日本最大級の花火大会である全国花火競技会・大曲花火大会は
毎年8月第4週の土曜日に秋田県大仙市大曲船場町の雄物川河川緑地公園付近を会場にして行われている
花火大会です。花火大会というよりも全国花火競技会と呼ばれるように、実際は日本中の中から特に優秀な花火師がその腕を競い、
日本一をかけて戦う花火師の競技会といった方がいいかもしれません。
それゆえその格式は非常に高く、日本でも最も権威のある花火大会として、最も素晴らしい花火大会といわれるゆえんです。
大曲の花火の発祥は1910年(明治43年)8月26日・27日にさかのぼり、この時六県煙火共進会として開催されたのが
最初です。以来今日まで83回の回数を数える非常に歴史のある花火大会競技会として続いてきています。
また他の花火大会と違って、ここの花火大会が格式が高いといわれるゆえんは、腕に選りすぐりの花火師が精魂こめて
作成した花火を、自ら会場まで持ち込み、自らの手によって打ち上げまでやり遂げなければならない決まりになっている
点が挙げられます。これはどういう意味かというと、つまり花火師としての花火製作の技術と共に、打ち上げ時の
天候や風向きを読み、打ち上げを成功に導くための花火師の打ち上げ技量もともに試されるという点にあります。
それゆえに最優秀の花火師には内閣総理大臣賞が送られることになっています。
競技花火は大きく分けて昼花火と夜花火の二部門に分かれます。
昼花火は午後5時から、約50分間かけて行われ、その後午後6時50分から夜花火に入ります。
大曲の花火ではどんな花火が登場するのか、また実際の会場の様子はどうだったのか、書きながら
出来るだけ多くの花火をアップしてゆきますので下手ですが参考程度にご覧いただければ幸いです。
次回はいきなりですがメインである大会提供花火をアップしたいと思います。