8月22日当日は天候は晴れていました。週間天気予報では途中から雨の予報になっていましたが、
開催2日前くらいから予報が変わって天気になりました。前日と翌日が雨だったことを考えると
非常にラッキーとしか言いようがないです。
大会前日に発達した低気圧が前線を伴って通り過ぎて北海道の東側で居座っているため、
当日の風向きは前線に向かって西風が吹き込んでいる状況で、ちょうど雄物川の花火打ち上げ場所方向から
観覧席側へ向かって風が吹くという、風向きとしては最悪でした。
ただ今回、救いだったのは上流側のほうに位置していたことで、比較的雄物川上流側(大曲橋・桟敷席では左手)方向から
下流側(姫神橋・桟敷席では右手)方向へ風が吹くことが多いらしい大曲の花火の風向きと相まって、
たまたま上流側の端の方の桟敷席が当たった今回は、まともに煙の影響を受けることは少なかった感じです。
雄物川の約2km区間に渡って横に広く取られている桟敷席では、運不運で影響を受けるところと受けないところが出てきます。
見ている限りでは最も煙の被害を被っていたと思われるのが桟敷席の中央付近です。
中央付近からは正面に打ち上げ場所があり、最も近くで花火が見られる位置なのですが、
それは今回の風向きだと裏を返せば花火が上がるごとに煙で見えなくなるという最悪の状況になっているわけです。
その代わりといっては何ですが、A桟敷上流側の端っこで見ていたために、花火は横風をまともに受けて
流されてゆくという感じになり、本来見られるはずの真円に近いはずの割物でも歪んで見えたり、
静止しているように見える花火を写真で撮ると横にずれたりといったことも起こってきました。
ベストな風向きは贅沢ですがやはり自分の後方からまっすぐ花火打ち上げ方向に向かって吹く風で、
これだと花火の形がいびつになることも、煙の影響を受けることも全くなく楽しめます。