まぁ当たり前ですがメリットの裏返しがデメリットとなるわけで、
桟敷席のデメリットとなる部分は、逆にいえば場所取りが出来ないこと、
最初から座る場所が指定されていることです。
これはつまり早い時間に来て一番見やすい場所や撮影しやすい場所に移動することが
全く不可能であることを意味します。
またA桟敷席でいえば、雄物川の川沿いに横幅約2kmに渡ってA桟敷席が広がっています。
また前から通路をはさみながら4列分も後ろまでA桟敷なわけで、
たとえA桟敷をゲットしても、場所によってかなり後ろへ下がってしまうケースもあるわけです。
しかもこれは当日までどこの位置になるのか分かりません。
自由に場所取りできるのであれば、当日の予想される風向きや花火の打ち上げ位置によって
見やすいポイントや撮影しやすいポイントに移動できるわけですが、それが一切できないのが
デメリットでもあります。
それと花火撮影に関してですが、他の方の迷惑になるために
ある程度以上の高さには三脚をセット出来ないこと、
またそのために最前列の桟敷とはいってもナイアガラなどの花火は最前列の最前列でないと
人の頭が邪魔になってしまって上手く撮影出来ないこと、
3列目以降の鉄骨の高台の桟敷では特に人が歩くとベニヤ板が振動してブレてしまうことが挙げられます。
あとデメリットといえるかどうかわかりませんが、売店が桟敷席の外側に設置してあるので
何かを買うたびに首から下げたチケットを提示しなければならないのは多少面倒くさいです。