なにわ淀川花火大会前半の
様子をお伝えします。
なにわ淀川花火大会はもともとは平成淀川花火大会として
平成元年に地元有志の人々の寄付によって始まった花火大会です。
PL花火大会(教祖祭PL花火芸術)と並んで大阪府下はもとより近畿地方では
最大級の規模を誇る花火大会となります。打ち上げ総数は約2万発といわれ、
その迫力や淀川河川敷の間近で見られることなどで非常に人気の花火大会です。
平成淀川花火大会が第18回大会から名称をなにわ淀川花火大会と変更し、
現在も運営されています。
なにわ淀川花火大会の特徴は淀川下流の河川敷で行われることで、打ち上げ花火だけではなく、
水中花火も見られることです。水中花火というと海を連想してしまいますが、淀川がかなりの川幅を
持つことで出来る大会です。
会場は大阪駅近くの淀川河川敷で、市内中心部でこれだけ大規模な花火大会が行われることも
かなり珍しいと思います。
花火の打ち上げ場所は淀川の真ん中の台船上から打ち上げられます。
淀川花火打ち上げ場所を挟んで北側の十三会場と南側の梅田会場に分かれ、約50万人が訪れるという
大規模な花火大会です。
この年の花火大会当日は最初はお天気だったものの、開始直前から雷と集中豪雨に見舞われるという
最悪の気象状況の中、それでも強行開催されたものです。
通常は午後7時50分開始、終了は午後8時40分ごろとなりますが、集中豪雨のために
開始が10分繰り上げられて、午後7時40分から午後8時30分の開催時間となりました。
その間息もつかせぬくらいに次から次へと上がる花火は見事で大変迫力がある花火大会です。