結構広いようにも思える河川敷の観覧席ですが、それが意外とそうでもありません。
というのも、来る人数に対してのキャパという点では横長のスペースだけに
打ち上げ場所の近くのいいポイントというのは比較的少ないのです。
その一つの理由は仕切りのためのフェンスが至る所にあって
視界の邪魔をしてくれることです。このため上に上がる花火は見えますが、
フェンス越しだと水中花火はかなり見にくくなってしまいます。
ですからどうしても淀川水面に落ちる水中花火が見たければ有料席か河川敷の堤防の上を
確保しないといけないことになります。
このほかの河川敷の水辺付近でも結構
危険防止の意味での立ち入り禁止区域が設定されているので、
なかなか思うような場所を探すのには時間が遅ければ遅いほど苦労しそうです。
また河川敷の構造上、河川敷堤防の裏側ではこれまた上に上がる花火しか見られないことになります。
近くの道路からももちろん視界を塞ぐように邪魔なフェンスが至る所にありますし、
堤防からはかなり下の位置になりますので見にくいです。
それともう一つ視界の邪魔をするのが淀川を横切って走っている十三大橋、十三バイパス、
JR神戸線、阪神高速池田線などの道路や鉄道で、ブロックを一つ隔ててしまうと
非常に視界の邪魔になります。