千畳敷カールの紅葉
中央アルプス駒ケ岳・宝剣岳の麓に広がる千畳敷カールの紅葉の壁紙写真です。
千畳敷カールの紅葉時期はおそらく日本でも最も早い場所のひとつになると思います。
標高2612mにある千畳敷カールでは、7月中旬から8月中旬頃にかけて高山植物が咲き誇りますが、
短い夏はあっという間に終わり、もう9月下旬頃からは紅葉の時期に入ります。
ここでは主にダケカンバやナナカマドなどの紅葉を見ることが出来ます。
紅葉の見頃時期は9月下旬から10月上旬頃ですが、見頃ピークは今回見た感じでは10月初旬〜と言った感じです。
千畳敷カールの紅葉の特徴は寒気の襲来と共に一気に紅葉が始まることで、徐々に色づくというよりは
一気に色づいて次の寒波で一気に散ってしまうという感じです。したがって紅葉ピークはかなり短いです。
今回会社の休みの関係で天気の良い日が無かったため、早朝から豪雨のなか、車を長野県へ向けて走らせました。
案の定中央道駒ケ岳SAに到着したときにはかなりの雨が降っており、下からは全く駒ケ岳方面の山岳は見えません。
ただ天気予報では回復とのことでしたので、しばらくここで天候の回復を待ってから登ってみることにしました。
お昼過ぎにようやく曇り空となってきたので、中央道駒ヶ根インターで下りて車を菅の台バスセンターの駐車場に
止め、ここからしらび平行きの山岳バスに乗り換えて約35分ほどで標高1661.5mのしらび平駅へ到着します。
途中で前回撮影に失敗したニホンカモシカにまた偶然道端の至近距離で出会い、親切な運転手さんがバスを止めてくださった
おかげでニホンカモシカを撮影することが出来ました。
しらび平からはいよいよ駒ケ岳ロープウエイに乗り換えて総延長2333.5m、高低差950mを約7分30秒で千畳敷へと登ってゆきますが、
あいにくまだ登る途中は雲の中に突入した感じで全く視界が開けていませんでした。しかし山の上の天候は視界良となっていましたので、
期待しつつ登ってゆきました。
終点のホテル千畳敷に隣接する千畳敷駅に到着すると、やや霧がかったガスっぽい感じながらも時々鮮明に山が見えています。
3時間ほどゆっくりとここで時間を過ごし、その間に写真撮影をしてきました。
後半はその2でお伝えする予定です。
しらび平へ向かう途中の風景 |
ニホンカモシカ |
ニホンカモシカ |
ホテル千畳敷裏手より |
伊那前岳と剣ヶ池の紅葉 |
千畳敷カールの遊歩道入り口より |
千畳敷カールの遊歩道より |
赤く色づく草紅葉 |
遊歩道から見るホテル千畳敷 |
伊那前岳と剣ヶ池の紅葉 |
ガスにかすむサギダルの頭 |
ガスにかすむ宝剣岳岩陵 |
和合山から伊那前岳の稜線の紅葉 |
伊那前岳の色づく斜面 |
千畳敷遊歩道を歩く |
乗越浄土へ向かう千畳敷遊歩道 |
千畳敷カールの紅葉とホテル |
かすむ中央アルプス岩峰群 |
乗越浄土・八丁坂方面 |
紅葉の剣峰群 |
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撮影地 千畳敷カール(長野県駒ヶ根市) 撮影日2007年10月9日
撮影カメラ EOS 5D レンズ EF 28-300mm 3.5-5.6 L IS USM
参考GPS測位標高データ 菅の台バスセンター859m 緯度経度 北緯35度44分36秒66 東経137度53分27秒68
千畳敷カール・剣ヶ池2611m 北緯35度46分42秒61 東経137度48分54秒13
ホテル千畳敷2648m 北緯35度46分39秒29 東経137度48分50秒03
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