偶然とはいえ、たまたま立ち寄った鹿児島・桜島で、
このような風景に出会えるとは思いもよりませんでした。
ただ2月3日やこの後起きた2月6日の噴火に比べると爆発音もなく、非常に小さいものではありますが、
かえって噴煙に覆われてしまっては何も見えなくなってしまうので、運がよかったのかもしれません。
また大規模な噴火であれば撮影どころではなくなるかも知れませんし。
桜島フェリーの船員さんが言っておられましたが、桜島は適度に小規模噴火している程度が
観光客も多く呼び込めていいんだけれども、あまり大きい規模だとねぇ・・と。
実際火山灰が降るたびに野菜などの栽培ものは大変な被害を受けるそうです。
また、火山灰の煤塵による健康被害も大変だとも聞きました。
過去何度も繰り返してきた噴火活動、今回も大事に至らなければいいのにと祈るばかりです。
桜島周辺では天気予報以上に、風の予報が非常に重要視されています。
これはどちらに火山灰が流されていくかを知るために無くてはならない情報だからです。
ちなみに季節風の影響で冬場は今回のように大隅半島方面へ流れることが多く、
夏場は逆に薩摩半島や鹿児島方面へ流れることが多いそうです。
翌6日は別の場所へ行く予定でしたので、残念ながらずっと滞在するわけには行きませんでした。