昭和溶岩地帯付近の県道沿いにある退避壕と桜島の様子です。
県道沿いに時々退避壕を見かけますが、これは桜島が噴火した際に、
飛んでくる噴石などを避けるためにあるのだそうです。
まるで戦時中の防空壕のようですが、このあたりでは噴火のたびに
爆弾が空から降ってくるようなものです。
また桜島フェリーの船員さんの話では、飛んでくる噴石は
小さいものでも先端が鋭利に尖っていることも多く、それが1000m以上の上空から
落下してくるスピードとあいまって、かなりの破壊力があり、
桜島港に止まっていた自動車の窓ガラスが噴石で30台以上壊されたこともあるのだとか。
