前回行った五箇山・相倉合掌集落に、再び雪景色を撮りに行きました。
相倉合掌集落は日本海に面して日本海側から直接雪雲が流れ込む標高約400m前後の山間部に位置しているため、
日本有数の豪雪地帯となっています。平年の積雪量は2mを軽く越え、大雪の時にはさらにそれ以上の高さに降り積もります。
そのため豪雪対策として急傾斜の茅葺屋根を持った合掌造りの建物が作られ、現存するものでは江戸時代以降の建築のものもあります。
2004年現在では平屋建切妻型茅葺き屋根の合掌造りの家屋が21棟あり、人口は80人という大変小さな村でもあります。相倉集落の位置する旧富山県東砺波郡平村は、2004年の11月に
平成の大合併によって南砺市となっています。また1995年12月6日には白川郷や菅沼合掌集落などと共にユネスコ世界文化遺産に登録されています。
アクセスは東海北陸自動車道福光インターで下りて国道304号線を平村方面へ走るか、または東海北陸自動車道の五箇山インターで下りて、
国道156号線から小矢部市・金沢方面へ向かう国道304号線に乗って相倉口バス停から細い村道を集落に向かって走るとすぐです。
冬場の道路状況ですが、天候がよければ除雪されているため比較的走りやすいですが、山間部でかなり急な傾斜の国道ですので、
最低限冬タイヤと慎重な運転が要求されます。また、駐車場から集落中央を通る道は除雪されていてスニーカーでも歩くことが出来ますが、
少し外れると雪または凍結した道ですので、集落内の散策には滑り止めのあるスノーブーツもしくは長靴はあったほうが良いです。
特に相倉集落全体を見下ろせる人形山展望台があるのですが、こちらへ行くには坂を上ってゆかなければならず、
最低滑り止めのあるスノーブーツは必須です。
なお集落内へ入るには駐車場料金兼合掌集落保存協力金として普通車1台につき500円必要です。(以前2004年に行ったときからは200円値上げされています)
相倉合掌集落の雪景色の壁紙写真
豪雪地帯の相倉合掌集落の雪景色の様子です。