田んぼの水面に反射して映っている合掌屋根です。冬の景色が本来の合掌造りの建物を引き立ててくれますが、春夏秋冬を通じてここはどことなく昔懐かしい風景を感じさせてくれるところです。とはいっても私自身はこういう家に住んだわけでもなく、実際に幼少の頃から見慣れた風景でも無いので、本当であれば新鮮な風景の筈なのですが、また日常で見慣れない風景だからこそ多くの観光客がやってくるはずなのですが、それでも見たことのない新鮮な風景とは感じずに、心の何処かで郷愁を誘われるのはどことなく昔から先祖代々引き継がれている日本人のDNAのせいなのかも知れません。