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バスツアーのデメリット

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当然、バスツアーにも良いところがあれば悪いところもあります。観光目的ではなく撮影目的で白川郷のライトアップを見に行く場合、問題になるのは滞在時間だと思います。観光目的だったら、ちょっと見て回るだけで良いので、それほど問題にならないと思います。またかえって長時間いた場合は寒くて寒くて仕方がないかもしれませんが、これが撮影目的だと大問題になります。とにかく時間が短いこと。通常夜景撮影の場合はバルブ撮影による長時間露光の撮影になるので、一枚一枚の写真を写すのにより長時間かかってしまいます。ところが時間制約があると、この撮影時間が十分にとれないという問題が発生します。わずか1時間30分の間に、気に入った撮影ポイントを探し出して、次々と撮影していかなければなりません。とにかく現地に到着したら、カメラと三脚を抱えて走り回ることになります。幸いにして、日の入り直後の時間帯でしたので、一番おいしい時間帯を有効活用することができましたが、到着時間が遅くなっていれば、そういったこともできないという問題もあります。本来ならば上から見下ろした風景を撮影したいと思っていましたが、今回は時間の関係もあってそういったこともできませんでした。夜景撮影でできるだけ多くの枚数を短時間で撮影しようと思ったら、 ISO 感度を上げる以外に手がありません。普通は三脚を使用していれば、 ISO100に固定してしまいたいところですが、今回は、 ISO 3200以下で撮影を行っています。また三脚を持って行かなくても、最近のカメラだったら性能も上がっているので、撮影することも可能かもしれません。でも気に入った構図があれば、ライトアップされていないところでも、周囲の明るい光を集めて、暗い所でも浮き上がらせるようなこともしたいので、三脚を持っていったほうがいいと思います。この写真も多分三脚がなければ、ブレてしまって写真にならないと思います。

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