白川郷のライトアップを早めに見ることができたのはとてもよかったと思います。こういった綺麗な空の状態は、日没後30分ほどしか見ることができませんので、その時間帯にここに来られたというのは、自分でスケジュールを組むことができないバスツアーではラッキーだと思います。個人旅行では当然この時間帯を狙って来るのですが、今回は駐車場の確保が難しそうということと、以前にも一度雪道を白川郷に来たことはあるのですが、雪道の運転に気を使わなければならないということで、正解だったと思います。宵闇の空の中に雪を被った白い屋根が浮き上がっているように見えます。ライトアップといっても、イルミネーションのライトアップと違って、全体的には比較的暗いです。そのため、直接ライトアップの光の当たっていないところを撮影すると、比較的長時間露光になりますので、暗い空がやや明るくなって、宵闇の空の濃紺の色がより長時間楽しめるように思います。また全体的に雰囲気がよく、ちょっと童話の世界のような幻想的な空間に入り込んだような錯覚を覚えます。
