合掌造りの建物は、下から見上げてもかなり大きいので、その存在感はかなりのものがあります。二等辺三角形の茅葺きの屋根が、暗闇の中に浮かび上がって堂々たる存在感を示しています。また同じライトアップでも、全く雪がない状態では建物そのものが暗いので、あまり目立たないと思いますが、雪が積もっている状態だと、ライトアップの光を浴びて、屋根が白く輝いているので、ますますその存在感が際立ちます。でもこれだけのものを維持管理するには、並大抵ではない努力が必要になると思います。茅葺き屋根の葺き替えには、村人が総出で当たっているような話を聞いたことがありますが、急傾斜の屋根を葺き替えをするだけでも、大変危険な作業になるでしょうし、非常に手間がかかることだと思います。世界遺産登録されているからということもありますが、並大抵ではないその努力には頭が下がります。