金刀比羅宮・厳魂神社は
金刀比羅本教の教祖でもある金剛坊宥盛を御祀りしている神社です。
当山別当職金剛坊宥盛がそののち厳魂彦命として
御祀りされるにあたって神社の名前が付いたそうです。
戦国時代の天正のころに一身を国家の安泰のための祈りをささげ、
金刀比羅宮隆興に力を尽くし、亡くなったのちも当山の守護をすると誓われた
金剛坊宥盛に敬意を表して建立された神社です。
金剛坊宥盛は江戸時代初期の1613年(慶長18年)に亡くなられています。
まさに激動の時代を生きた方だと言えると思います。
ここは海抜標高421m、GPS計測では標高417mを示していました。
本宮からは石段の数にして583段ありますが、それ以上に
登り坂なども多く、歩く距離も長く、むしろ本堂までの階段よりもきつく感じました。
標高421mからの眺めは最高と言いたいところですが、残念ながら
この日は霞がかかってしまい、標高を上げるほど下が見えなくなってしまいました。