金沢城の丑寅櫓跡から見下ろす兼六園方向です。ここからは満開になっている桜と眺望が楽しめます。金沢城の桜スポットの一つです。丑寅櫓は本丸の東北隅にある櫓で、櫓を支えている野積みの石垣は1592年頃の建築と推定されています。これは金沢城最古の石垣と推定されているそうです。1759年の宝暦の大火で焼け落ちて再建されないまま櫓跡だけが残されています。また近くには辰巳櫓跡もあり、長屋を備えた立派な櫓が建っていたそうですが、こちらも1759年の宝暦の大火で焼け落ちて再建されることはなかったそうです。兼六園方向に櫓がたくさん作られていたのは、地形的にこの方向からが最も金沢城に攻めいるのに適していたからだそうで、見張りの意味もあったのだそうです。