金沢城菱櫓と内堀と桜です。かつては本丸に天守閣を持っていた金沢城でしたが1602年に落雷によって天守閣が失われてしまった後は再建されることはなく、金沢城自体も何度も全焼を繰り返していたので再建する余力がなかったのかも知れません。1809年には一旦完成していた二の丸菱櫓ですが、1881年に再び全焼し、現在の形に再建されたのは1999年のことです。二の丸脇には内堀があって、この内堀を挟むように両側から桜の木が植えられています。金沢城内は比較的殺風景な感じがしたのですが、桜の花がこのあたりだけは満開になっていて綺麗です。