お抹茶席と彼岸花を眺めてからさらに奥の方へと進んでゆくと、
石段を登り切ったところに850年に堅恵が建立したとされる仏隆寺の本堂があります。
この仏隆寺本堂には聖徳太子柵と伝わる本尊十一面観音立像があり、
不動明王像、堅恵像、弘法大師像なども安置されています。
ただ現存する本堂の建物自体は昭和に入ってから建て替えされたものだそうです。
本堂の向かって右隣には堅恵の墓廟とされている石室があり、
国の重要文化財に指定されています。
また裏手には白石神社と1330年に建立されたと思われる十三重石塔があります。