雪をかぶった阿蘇火口の退避壕
ここが火口淵で阿蘇山は活火山だというのをよく分からせてくれるのが、
この火山弾避けのシェルターともなる退避壕です。
鹿児島の桜島でも退避壕は見かけましたが、やはり退避壕が結構な数設置されているので、
それだけ危険な突発的噴火があるということなのでしょう。
実際に最近では1979年(昭和54年)9月6日に火口からの噴石を伴う爆発的噴火で
3名の観光客の方がなくなっておられます。
これは活発な火山活動期に台風襲来の大雨で火口が埋められて
活動が沈静化して見えたものが、
その実火口内では圧力が高まり続けていたために、
ある時に一気に爆発的噴火を起こしたもので、
やはり活火山は油断が出来ないという教訓になると思われます。
直近では2005年(平成17年)4月に噴火活動をしています。