むじな燈籠について
善光寺本堂正面向かって左手にある経蔵の建物と、
むじな燈籠と言われているいわくつきの燈籠です。
むじな燈籠は昔下総に住んでいたむじなが
後生を頼むために善光寺に燈籠を寄進したいと考えていました。
人に化けて白蓮坊を宿にして善光寺参拝を無事に果たしたむじなでしたが、
宿で風呂に入っている時に油断してむじなの姿のままで入ってしまい、
人に見つかったため逃げてしまいました。
それを不憫に思った住職がむじなの願いを聞き届け、
常夜灯を一基、経蔵前に立てました。
それがむじな燈籠と言われるこの燈籠だそうです。