圧倒されそうな迫力を持っている、正面から見た巨大な善光寺の仁王門です。
善光寺参道の仲見世通りの途中にあります。
現存する仁王門は1918年(大正7年)3月に
永田兵太郎の寄付により建てなおされたものです。
銅瓦葺唐破風切妻造の建物となっています。
上に掲げられている善光寺の山号「定額山」の扁額は
伏見宮貞愛親王の筆とされています。
両側に鎮座する金剛力士像、三宝荒神、三面大黒点は
高村光雲とその弟子米原雲海の合作とされています。
仁王門の完成と仁王像は同時期ではなく、
門完成約1年後の1919年(大正8年)9月に
完成し、現在の仁王門内に安置されています。