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河川敷に桜が多く植えられている理由

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千鳥川堤防に限らず、全国的に見ても、桜の名所と言われているところは、結構河川の堤防に桜堤が作られていることが多いように思います。その理由はどういったところにあるかと言うと、意外にも人を呼び寄せるためという理由なのだそうです。桜の木を植えるとシーズン中には、大勢の観光客が、或いは地元の方が来て桜見物することになりますが、そうやって人が集まってくることによって、自然と堤防が踏み固められていきます。人が来れば来る程踏み固められて強固になって行くので、いわば人寄せパンダとして、使われていると言うことだそうです。しかしそれも問題があって、桜の根が堤防側に出て来てしまうと、今度は堤防に穴が開いてしまうことになります。ですからそれを防ぐために、直接堤防の上と言うよりもどちらかと言うと堤防の外側に少しずらして植えるようにしてあるのだそうです。ただ見ているとここはそのようにはなっていないようですが。また桜の根が、中に侵入してこないように工夫されているようです。そのほかにも桜の木自体が、比較的成長が早いことや、枝葉が良く茂ってくれるので、万が一堤防が水が増えて削られ始めた時に、桜をそこに切り倒して土嚢をつるして沈めることによって、水流を緩やかにして堤防が削られて決壊してしまうのを防ぐと言った役割も期待されているようです。ただコンクリート護岸が近年増えてきているので、そういった役割も徐々に失われているのかなという気はします。また、場所によっては、反対に桜を植えることによって、堤防に桜の根によって穴が開くので、堤防自体が弱くなってしまうということで許可されないと言うこともあるようです。さらには勝手に個人で堤防に桜は植えられないので、注意が必要です。

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