和歌山城は戦国時代の1585年に豊臣秀吉によって
築城された平城です。紀州征伐の後に紀州の守りのために築いたお城です。その後江戸時代に入って
徳川家康の10男徳川頼宣が着任し、以後明治に至るまで紀州徳川家の居城として存在していました。
しかしその後廃城令によって城内の多くの建物が解体されましたが天守閣は残りました。
1901年(明治34年)には本丸や二の丸などが和歌山公園として整備されて一般公開されるようになってきました。
和歌山城天守閣は1935年(昭和10年)には旧文化財保護法にあたる国宝保存法での国宝に指定されましたが、
ただその後第二次世界大戦時の1945年に米軍による和歌山大空襲の際に
櫓門の岡口門など一部を除いてほぼ全ての建物が焼け落ちました。
その岡口門は1957年(昭和32年)に岡口門の土塀などとともに国の重要文化財に指定されています。
また現存する天守閣は1958年(昭和33年)に市民の手によって復元されたものです。
和歌山県の桜の名所の一つとしても知られている和歌山城ですが、夜間はライトアップもされています。
今回は時間の関係で天守閣周辺のライトアップ撮影のみとなりましたが、もう少しじっくりと見たいところです。
桜の総本数は約600本ほどあるそうです。桜の見ごろは4月初旬、今回行った4月4日でちょうど満開といった感じでした。
和歌山城ライトアップ夜桜
桜満開の和歌山城と、綺麗にライトアップされた天守閣と夜桜です。