長々と書いてきましたが、結局のところ写真は好きなように
撮ればそれでいいと思います。
自分がこれって思った瞬間を撮れたら最高じゃないですか。
別にこうしなければならないという決まりはないですし。
ただし、散々言ったようにカメラマンは一般観光客からすれば
非常にうっとうしい存在になってきているようですので、
あまりに写真に真剣になりすぎて周囲の状況が見えなくなってくると危険です。
コンテストを狙うのかプロ気取りか分かりませんが、
真剣さゆえに立ち入り禁止を平気で破ったり花を踏みにじったり木の枝を折ったり、
三脚禁止なのに三脚を平気で立てて撮影したり、
人ごみの中で周囲の迷惑そっちのけで長時間同じ場所を三脚を立てて居座ったり、
そんな行為でますます自分で自分の立場を悪くしないように願うばかりです。
じっくり撮れなかったのですから
別にレタッチしたってトリミングしたっていいではないですか?
それよりも一般観光客に出来るだけ迷惑をかけないように、
撮影場所を守るために取った行動の方が素晴らしいと私は思います。
迷惑かけて三脚立ててノートリミングだと腕自慢するカメラマンよりも
そういうカメラマンははるかに尊敬できます。
デジタル時代にはデジタル時代のいい面を生かしてゆけば、
技術の進歩のいい面を生かしてゆけば、
必ずしも迷惑のかかる三脚を観光地で昼間の人の多い時間から持ち出して
撮影することもないのでは?という思いで書かせてもらいました。