白川郷のいいところは、合掌造りの屋根同士が重なり合うようにして、結構絵になるというところです。もちろん一軒だけでも、独特の風情がありますが、合掌造りの屋根がうまく重なり合うようになっているのもまたいいものです。気温はとても低いはずなのですが、写真にしてみてみると、どことなく、降り積もっている雪が白い綿か布団か毛布のように見えて、すごくあったかい感じに見える気がします。心の故郷とよく言われたりしますが、本当はめちゃくちゃ寒いのに、合掌造りの建物を見ていると、見るからに寒そうという印象はあまり受けません。まで布団にくるまれているように、どことなく暖かさを感じるのもその理由の一つなのかもしれません。