合掌造りの屋根
まさに合掌造りの屋根が威力を発揮するのがこういうところ。
先ほどの1mくらいは積もっているのではなかろうかと思われる雪に比べ、
こちらは雪が屋根の傾斜で滑り落ちてあまり乗ってはいません。
一部完全に雪が滑り落ちて屋根の地肌が見えているところもあります。
茅葺きの屋根の傾斜は50度から60度くらいはあると思われ、
この急傾斜では雪自身が自身の重みで
自然と下に落ちてゆくような仕掛けとなっているようです。
あと気温が少しでも上がると屋根と雪の間の雪が解けて水が浮きます。
この水にのって雪が滑り落ちるようです。
気温の高くなる昼間は結構こういった雪が
あちらこちらで落ちる音が聞こえます。