またしらびそ高原では夕焼けが非常に綺麗なスポットとして結構有名なところだそうです。標高約1900m の場所から見る夕焼けは、山並みを背景にして大変美しい姿を見せてくれるようになります。このときはたまたま雲が出ていましたが、それがさらにより夕焼けをダイナミックに見せてくれる効果を発揮しています。下栗の里に立ち寄って再びしらびそ高原に午後3時ぐらいの時間に戻ってきました。紅葉の時期ということもあってそれなりに来ている観光客も多かったようですが、だんだんと夕焼けが近づいてくると人が増え始めてきました。そして三脚を持ってきているカメラマンの人も結構やってきていて、ちょっとした場所取りが始まっています。といってもそれほどめちゃくちゃ混雑しているというわけでもありません。夕焼けが見られるのは、ハイランドしらびそホテルの建物の北東側の辺りです。南側はホテルの建物が邪魔になりますし、またカラ松の林や背が高い木があるので、視界が遮られてしまいます。北東側のところからは、遠くに飯田市の市街地や、その向こう側には中央アルプスの山々を見ることができますが、そういったところを背景にして雲が出ていれば、太陽の光を反射して美しい夕焼けになります。場所的にはかなり広いので比較的どこからでも夕焼けだけだったら見ることができますが、ただ手前の木が邪魔になったり、撮影向きの角度的に良い場所というのは、ある程度制限されてしまいます。そういったこともあって、週末になると撮影によいポイントになるところは、三脚がズラッと並んでいます。
大変美しいしらびそ高原の夕焼け
光や雲の状態が刻々と変化して、色と表情を変えていきます。