長野県茅野市にあるピラタス蓼科ロープウエイとそこから見る雪景色、
坪庭庭園の雪景色の風景を壁紙写真で提供します。
ピラタス蓼科ロープウエイは長野県茅野市の八ヶ岳山麓にあり、
1967年(昭和42年)7月に開業したロープウエイです。
蓼科高原から八ヶ岳の一角、北横岳(標高2472m)と縞枯山(標高2403m)の鞍部までの
全長2215m、高低差466mを7分間で結んでいます。
蓼科高原にあるロープウエイの山麓駅で標高1771mもあり、
ここからさらに標高2237mの山頂駅へ向かってロープウエイは伸びています。
このロープウエイはオールシーズン運行されていて、春の残雪の残る山々の風景や
夏の坪庭散策や高山植物めぐり、秋の紅葉や
冬はピラタス蓼科スノーリゾートへスキーヤーを運ぶ役割を果たすとともに、
霧氷や雪景色を眺めることが出来ます。
ロープウエイ山頂駅からは正面に中央アルプスの山々が見え、その展望は雄大です。
ピラタス蓼科ロープウエイの料金は片道900円、往復1800円と、比較的手頃な料金設定です。
また山頂駅から縞枯山鞍部へ向かう途中には坪庭と呼ばれる回遊式の自然の庭園があり、探勝路として遊歩道が整備されています。
夏にはこの坪庭の周辺には高山植物が咲き乱れるところとしても知られています。
この坪庭はもともとは八ヶ岳の最後の噴火で出来た溶岩台地だとされています。
活火山だった八ヶ岳の溶岩ドームが崩れて流れ込んで出来ている、
溶岩としては比較的新しく、まだ土壌もないところが多い状態です。
諸説あるようですがこの溶岩の新しさから数百年前の噴火ではないかとも言われているようです。
また坪庭からはその名のとおり縞模様に木が枯れていることでも知られる縞枯山も身近に見ることが出来ます。
今回は雪の坪庭散策もしてみました。
本来であれば冬の坪庭散策は出来れば最低軽アイゼン程度、新雪時はスノーシューは必要かと思います。
途中の登りの急勾配の部分では今回履いていった長靴程度では這い蹲らないと登れませんでしたので。
それでも八ヶ岳山麓の厳しい自然と雪景色、壮大な中央アルプスの眺めなどを堪能できました。