伊勢湾台風は昭和34年9月26日、潮岬に上陸後 同日午後7時ごろからここ大台ケ原のすぐ西側を時速60km前後で通り過ぎていったと推定されます。 当時の伊勢湾台風の勢力は尾鷲付近で最低気圧939hpa、最大瞬間風速では50〜60mにも達していたと推定されること、 それに加えて台風の進行速度が速いことから進行方向の風も加わって、 熊野灘の太平洋からの強烈な風をまともに受けるここ正木峠では、このときトウヒをはじめとする 木々の倒壊がかなりあったものと考えられそうです。
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