立山黒部アルペンルート雷鳥沢の紅葉の様子です。
立山室堂での最も美しい紅葉のスポットといわれているのがここ雷鳥沢です。
雷鳥沢は室堂バスターミナルからみくりが池方面を目指して歩き、途中からみくりが池温泉方面に進路を取り、
エンマ台、リンドウ池横の遊歩道を経て約40分ほど歩いたところにあります。
また地獄谷方面へ降りて紺屋地獄・ロッジ立山連峰や雷鳥沢ヒュッテ方面へ歩いてもいけます。
この辺りの遊歩道は一周できるようになっています。
今回はみくりが池からリンドウ池を周り、雷鳥沢方面へ歩きました。
前回の夏は時間の関係で歩かなかったルートですが、室堂(標高2450m)〜みくりが池(標高2404m)までは
ややアップダウンはあるものの平均して歩きやすいルート、ここからエンマ台(標高2425m)まではやや登り、
エンマ台で夏に歩いたみどりが池方面へのルートと別れて、今回はリンドウ池方面へ。
エンマ台からリンドウ池(標高2354m)まではやや急な下りとなっており、逆に歩くと結構しんどいかもです。
リンドウ池先端部分から巻いて今度は雷鳥沢に向かってルートはやや登りとなります。
雷鳥荘(標高2372m)まで昇ると、ここからは目の前にキャンプ場の広大な敷地が広がる雷鳥沢が一望できます。
真下に見える雷鳥沢キャンプ場(標高2280m)まではまたさらにかなり急な下りで降りてゆきます。
雷鳥沢キャンプ場付近がこの辺りでは最も標高が低いところで、ここから地獄谷方面へ向かっては
ダラダラと緩やかな登りです。
また雷鳥沢キャンプ場は立山の登山基地としての性格を持っており、目の前に標高2776mの剣御前が控えています。
ここのキャンプ場は料金一人500円で施設が使えるそうです。何泊してもその値段だそうです。
また中心となる管理棟には水道もトイレも完備されています。
ただここまでテントを担いでくるのは結構大変だと思いますが。
雷鳥沢の紅葉はこの辺りからは目の前に剣御前はじめ立山連峰の山々が赤や黄色やオレンジ、這い松の緑と、
非常にカラフルで美しい山岳パノラマを見ることが出来ます。まさに絶景です。
夏に来たときに地元の方が言っておられましたが、夏の立山もいいが、
やはり秋の紅葉の時期の立山が一番美しいと。
立山室堂周辺の紅葉
リンドウ池からさらに進んでいくと雷鳥荘に到着します。さらにそこから雷鳥沢キャンプ場の方へ移動しました。