清正公 駒つなぎの桜と松本城天守閣です。
松本城本丸内にある、清正公 駒つなぎの桜といわれている桜越しに天守閣を見ています。
清正公とはもちろん当時の熊本藩主・加藤清正のことです。
いわれは、江戸からの帰りに松本城に立ち寄った加藤清正が、城主石川康長のもてなしを受けたとき、
帰る際に康長が馬2頭をこの桜の木につないで、
「土産として駿馬2頭のうち、お気に召した方を1頭差し上げる」と言ったところ、
清正はそちらの目利きで選んだ馬をこちらの目利きで選ぶのは失礼と、2頭とも頂いたといういわれから
そう呼ばれるようになったのだそうです。
とするとこの桜の樹齢は少なくとも400年以上はあることになりますが、
そこまでの巨木にはどうも見えないのですが。