高野山に積もる雪景色の壁紙写真です。
標高900mくらいに位置する高野山の冬はかなり冷え込みます。
和歌山県にありながら、ここまで積雪があるのは標高も関係しています。
年間で最も積雪の多い時期には30cm〜40cmくらいの積雪量はあると思われます。
この日は先に高野龍神スカイラインの霧氷を狙って行った帰りに立ち寄って撮影してきたものです。
まだ真っ暗な午前5時に高野山のふもとの九度山町に到着し、そこからいよいよ高野山に登る道に差し掛かります。
まだ九度山町では雪は全くありませんが、立ち寄ったコンビニで高野山まで行けるかと聞くと、
道はかなり凍結しているから危険だとのこと。
その通り、実は高野山へ登る国道480号線は、降雪があると昼間はその雪が解けているものの、
夜になって零下に冷え込むと凍結し始め、悪いことに場合によっては全面アイスバーンとなっています。
今回も登り始めて標高500mを越えるあたりからヘアピンカーブのたびに車はお尻を振りかける状態で、
新品のスタッドレスタイヤで上り坂でもこの状態ですので、確かに危険です。
同じ道を下る自信ははっきり行ってあまりありませんでした。
高見山同様に下りはおそらくブレーキが全く利かないと思います。
それでもスリップを繰り返しながら上り詰め、ようやく高野山の伽藍が見えてきたときにはほっとしました。
意外と気温が氷点下を大幅に下回ると凍結していてもスリップしにくいものです。
ここから先の高野龍神スカイラインまでの全面凍結路はあまりスリップすることはありませんでした。
霧氷撮影の帰りに立ち寄った高野山は、青空で雪も少しずつ解けかけていましたが、
それでも伽藍に残る雪景色は非常に美しく、紅葉の時期とはまた違った静かで荘厳な雰囲気を感じさせてくれます。
ここでは高野山の雪景色をご紹介します。