COOLPIX 8800 壁紙写真集

前作の8700の改良版とも言える機種がこのCOOLPIX8800ということになります。8倍ズームが10倍ズームへと進化しました。また8700同様原色CCDを採用しているためか、色乗りはいいほうだったと思います。ただやはりコンパクトデジカメの限界というか、手ぶれ補正はそれなりにできるものの、シャッタースピートが遅すぎる点とピント合わせが遅い点はどうしようもなく、素早く動きまわるものの撮影だとか、早いものの撮影、三脚を使用しない状態での薄暗い場所での撮影というところでは極端に難易度が上がってしまうカメラでもありました。特に雲天時の京都の三脚禁止の社寺などでは昼間にもかかわらずブレまくるという状況で、手ぶれ補正が付いていると行っても前作の8700よりは若干マシという程度であまり期待は出来ませんでした。反面三脚を使用出来ればスローシャッターはその欠点がいい方向に向かいます。特にNDフィルターを使わなくても滝を流したりはできるのが特徴です。しかしこの当時のカメラにありがちな白飛びや黒ツブレという点においてはかなり難があったカメラでした。

Nikon COOLPIX 8800主要諸元

COOLPIX 8800

有効画素数8.0メガピクセル2/3型原色CCD
レンズ前約3cmまで近づけるマクロ
手ぶれ補正機能付き10倍ズームEDニッコールレンズ
焦点距離8.9〜89mm(35mm判換算:35〜350mm相当)

COOLPIX 8700の後継機種として登場した8800は、基本的な画素数はそのままながら、
ズームレンズが8倍から10倍になり、35ミリ換算で35mm-350mmという、かなりの望遠が
使えるモデルでもありました。またそれに手ぶれ補正がついたのも最大の特徴で、
5700や8700で悩まされ続けてきた手ぶれにかなりの補正効果があり、手持ち撮影が
ぐっとやりやすくなったと思います。
ただしかし起動スピードが遅いこと、ズーム多用で電池の持ちが悪いこと、
暗部のノイズが激しいことなど、やはり一眼レフと比較すると難しいデジカメではありました。


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