瀬戸内の漁師さんにとってはイカナゴ漁は朝早くから出かけていって漁をしなければならないので大変だと思います。でもこの時期にだけ獲れるイカナゴの新子はとっても美味しいのです。地元明石・淡路はじめ・播磨沿岸・神戸・阪神間などの家庭では多くの人がこのイカナゴのくぎ煮を楽しみにしているのです。早朝からの漁で獲れたイカナゴはこのまますぐに市場へ向けて配送されます。とにかく鮮度が命というわけです。でも一番美味しい時に食べているのはこの獲れたてを食べられる漁港の近くの地元の人たち、いやそれ以上に突堤で待ち構えているカモメたちかも知れません。