甲比丹や紫甲比丹といわれている品種です。
読み方はこれでカピタンと読みます。
ごく普通の藤の花の色をしていますが、
丈は非常に短く30センチほどだそうです。
そのために生花などに向いているとされています。
カピタンはもともとは花美短(かぴたん)からきているそうで、
美しいけれども短い藤の花ということだそうです。
また甲比丹と書くのはポルトガルの商館長の意味を兼ねているのだそうです。
南蛮貿易で賑わっていた当時の江戸時代の情景が浮かぶようです。
ノダフジに対してヤマフジの代表格とも言えます。