徐々に夜の帳がおりはじめて、周囲は暗くなってきています。さすがにこれまで余韻を残していた空の色も赤みが消え始め、それにつれて海の色も薄暗く青みを増してきています。宵闇の空には三日月のような月が浮かんでいて、さらにその上には金星だと思うのですが明るい一番星が輝いていました。午後7時54分、この時間帯まで撮影していましたが、さすがに疲れてきたので帰ることにしました。夕焼けとはなりませんでしたがとてもきれいな棚田と風景を見せていただいて感謝です。またここまでの棚田を維持管理する大変さはものすごいものだと思いますが、料金をとるわけでもなく、耕作放棄地で荒れ果てているわけでもなく、これだけのものを日本の原風景として残されておられる地元の方々には頭が下がる思いです。