善峯寺の遊龍の松と背景に見える真っ赤な紅葉です。
樹齢約600年ともいわれ、桂昌院が移植したとも言われ、
かつては長さ約54mもあったとされているのが
この遊龍の松と呼ばれている善峯寺の五葉松です。
国の天然記念物にも指定されているこの松は、平成6年に残念ながら
松食い虫に侵されたため、一部が切り取られてしまい、
現在ではその長さが約40mにまで短くなってしまったものの、
観音堂(善峯寺本堂)から急な石段を登るとこの遊龍の松の下をくぐるような形になっており、
長々と横たわるその姿はそれでもやはり見ごたえがあります。