王ヶ頭電波塔に立ち上る朝霧
山本小屋近くから早朝の王ヶ頭の電波塔の方を見ています。
朝霧というよりは雲そのものといった方が正確かもしれません。
こんな感じで雲が下から湧きあがってきて、一瞬にして何も見えなくなるのが
美ヶ原高原の特徴でもあります。
雲が遮るもののない台地を走り抜けるように覆いかぶさってくるのです。
晴れていてもお天気が急変するのもよくあることです。
だだっ広い美ヶ原で唯一といっていいほど目立つのが
この王ヶ頭の電波塔です。
一見すると近いようにも見えますが、結構近寄るには距離があります。
美ヶ原の散策道が砂利道ということもあって、王ヶ頭まで歩いてゆくと
山本小屋からだと軽く1時間近くかかると思います。
ただ高原台地でほぼ標高差はないため、王ヶ頭の下までは
ほとんど平坦路ですので比較的楽です。