菅原道真と天神梅林の伝説
天神梅林の呼び名は菅原道真の霊を鎮めるために建てられた
天神神社に由来するものと思われますが、
北野天満宮でも見たようにこの大宰府に流された菅原道真の伝説は
こういう場所にまで残されているわけですね。
いかに当時、菅原道真の崇りが恐れられていたのか、
また当時はそれだけ政情不安や天変地異が立て続けに襲っていたのか、
そういった時代背景も推し量れそうな気がします。
天神=菅原道真ですし、天満宮といえば祭神は菅原道真です。
ここまでいろいろな場所に伝説を残した歴史上の人物も数少ない気がします。
崇りを恐れた人々によって神として扱われていたからでしょうか。
またそれだけにその影響力とともに、当時の世の中の混乱ぶりも大きかったとも言えるかと。
歴史ある梅の名所といわれるところには少なからず菅原道真が一枚かんでいるのかもしれません。
確かめたわけではないですが。そんな気がするだけです。