宸殿前庭はかつては白砂を敷き詰めた庭園だったそうですが、
現在ではこのように杉苔が一面に緑のじゅうたんを作っています。
宸殿前庭には右近の橘・左近の桜と呼ばれる木が植えられており、木柵で囲ってあります。
向かって手前が右近の橘、向こう側本堂よりが左近の桜となります。
夜間特別拝観のライトアップ時にはここが光の曼荼羅を映し出す会場となります。
ちなみにライトアップ時にはこんな感じですが、
三脚禁止の条件下での撮影は非常に困難を極めます。
奥に見えているのは本堂(熾盛光堂・しじょうこうどう)で、
熾盛光如来(しじょうこうにょらい)をお祀りしてあります。