9月に行われる諏訪湖新作花火大会(全国新作花火競技大会)は
毎年9月第一週の土曜日または日曜日に諏訪湖湖畔にて開催されている花火大会です。
もともとは諏訪市民のお祭りの「諏訪よいてこ花火大会」が競技花火大会に進展し、
1994年から「花火サミットin 諏訪」という名称になって現在の競技花火大会形式となったものです。
秋田・大曲で開催される全国花火競技大会や
土浦で開催される全国花火競技大会に対してこちらは全国新作花火競技大会という位置づけです。
また同じく諏訪湖で開催される
諏訪湖湖上祭花火大会と並んで信州を
代表する花火大会となっています。
この新作花火は従来の枠にとらわれない斬新な発想と独創の技術で創作した芸術性に優れた新しい花火を競う花火大会
となっており、型物花火や割物花火、スターマインが中心で、最後にKiss of Fireの水中スターマインがあります。
毎年少しずつ形式が変化しているようで、今回2009年は参加花火業者ごとに10号玉2発、2.5号玉15発の17発をひと組として
参加業者が28の計28セットで行われました。
諏訪湖は全国有数の花火大会である諏訪湖花火大会が8月15日に行われる会場でもあり、新作花火競技大会は
それとは別に9月に行われます。打ち上げ総数は8月の花火大会が約40000発前後であるのに対して新作花火大会は約17000発と少ないですが、
それでもその規模は全国有数の花火大会に違いありません。また非常に珍しい花火が登場することも魅力の一つで、
今までに見たこともないような新作花火が登場してきます。例年の人出の状況は、約50万人といわれる8月の花火大会ほどではないですが、
それでも昨年度で約31万人、お天気の良かった今年はさらにそれを上回る人出があったものと思われます。
大会はスターマインを中心にしたものですが、同時に上がる10号玉はじめとする花火は非常に見ごたえがあり、
また例年諏訪湖花火大会・新作花火大会の恒例となっている水上スターマイン・Kiss of Fireは
大会を締めくくるにふさわしい花火です。花火大会会場は例年諏訪湖湖畔と上諏訪温泉付近となります。
花火の打ち上げは諏訪湖湖上の初島付近を中心に上がります。
前回の諏訪湖花火大会では立石公園からの観覧でしたが、今年は諏訪湖湖畔からの観覧をしました。
また有料観覧場所として桟敷席も用意されており、新作花火大会では石彫公園内のみ当日
有料自由席2000席・料金2000円が用意されており、
また前売りでは委託販売で6000席2500円で、会場前売りでも2000席・2000円の合計10000席が公式発売されています。