冬の白川郷 囲炉裏の炎
なぜか引き込まれる炎の光で、温かいトチノミぜんざいをいただきながら
ずいぶん長い時間、ここで炎を撮り続けていたような気がします。
ただ単に寒いところへ出たくなかった、それだけの理由でもありません。
囲炉裏の暖かさ、炎の暖かさ、寒さを忘れさせてくれる部屋の暖かさ、
そして何より白川郷の人々の暖かさ、
それをこの炎が象徴しているかのような気がしました。
またそんな暖かさや人のぬくもりを求めて、
白川郷へ訪れる人々もまた多いのでしょう。
白川郷が日本人の心のふるさとといわれる所以かも知れません。