紅葉時期のしらびそ高原にやってきました。しらびそ高原は長野県飯田市上村の標高約1900m 付近にある高原です。ちょうど南アルプスの主に南側の山々を正面に見ることが出来る位置にあって、また夏も朝晩を非常に涼しい所でもあります。今回は、山の紅葉を狙って、10月19日にやってきました。夜中に中央自動車道を走って飯田インターで降ります。わかりやすいルートで言えば、塩尻飯田市街・天竜峡方面に進み、国道153号線に入って約7.8km 走った座光寺交差点を右折します。そしてここから県道251号線に入り、阿島自動車学校前を右折して、新小川渡橋北の交差点を左折し、さらに県道251号線を進んでいきます。約12.6km 走ったところで、国道474号線に入ります。この国道474号線矢筈トンネルは、三遠南信自動車道の一部になるようで、今現在は無料で利用出来ますが、そのうち高速道路が出来てしまえば、有料化されるかもしれません。セパレートされている片側1車線の高速道路並みの道路トンネルになっています。その道を5.4km 走ったところで、国道152号線しらびそ高原方面に右折します。そしてさらに少し走ったところで、道なりに左折していきます。直進すると国道152号線になるのですが、こちらは、まだ開通していませんので、しらびそ高原に行くにはここから林道を走ることになります。しかし林道と言っても国道152号線の迂回路のような形になっていますので、だいたい1.5車線幅が確保してあって、舗装もきちんとしてあります。ただ、路面はそれなりに荒れていますし、かなり急斜面を走っている林道という事で、あちらこちらに路肩が崩れているようなところがあったりとかしますので、注意して走る必要があります。国道152号線の分岐からは大体12km くらいでしらびそ高原のハイランドしらびそに到着します。距離はそれぐらいですが、上り勾配で曲がりくねっているので、慣れないと40分くらいはかかるかもしれません。またしらびそ高原に上がってしまうまでは、視界はあまりよくありません。ひたすら林の中を曲がりくねった道を進んでいくと言う感じになります。そしてしらびそ峠の付近に来ると尾根の頂上に出た感じでいきなり視界が開けます。そして目の前に南アルプスの山々がその雄大な姿を見せてくれるようになります。到着したのは早朝ということもあって、すでに夜は空けていましたが、大変すがすがしい空気に包まれていました。さすがにしらびそ峠では標高1833m ということもあって、気温は4℃ぐらいとかなり冷え込んでいましたが、研ぎ澄まされたような空気が心地良かったです。しらびそ高原の紅葉の見頃は大体10月中旬から下旬くらいです。またここは、雪が降ると閉鎖されてしまいます。12月から4月までは、雪のために閉鎖されてしまっているようです。
早朝のしらびそ高原
紅葉の時期の早朝のしらびそ高原の様子です。一度ここから下栗の里に言ってまた戻ってきました。後半はしらびそ高原の周辺と昼間の風景になっています。