逆光でなければもっといい感じに撮れるのにと残念でなりませんが、
条件が条件だけに仕方ありません。ここで数時間も粘るわけにはいかなかったので。
メインとなる庭園風景、屋敷からこの風景を眺めたらさぞや満足いったことでしょう。
大胆な枯山水とも見ることもできますし、このスケールの大きさがこの仙巌園庭園の特徴です。
今となっては借景の桜島と錦江湾と庭園の間に国道10号線と
JR鹿児島本線の線路や電線が走ってしまっているので、
借景の間に邪魔ものが入ってしまっている感じはありますが、
それでも当時の庭園を眺めていた島津家の人々はこの雄大な眺めを独り占めしていたことでしょう。