仙巌園庭園・曲水の庭
江戸時代中期の元禄のころ、1702年頃、島津家第21代当主島津吉貴が
御数寄屋(茶室)ひらきとともに作庭されたと考えられている庭園で、
中国様式を色濃く残している庭園です。
この曲水の庭園は1959年(昭和34年)に発掘されたもので、
曲がりくねった流れのあちらこちらに宴の席を作り、
上流から流れてくる盃が前を流れてしまわないうちに
詩歌を作って盃を水流から拾い上げて飲んだという宴を行ったことにちなむものです。
またこの曲水の庭へ至る石段ではNHK大河ドラマ「篤姫」のロケが行われたそうです。