薩摩藩150ポンド鉄製砲

仙巌園駐車場で駐車料金500円を支払って中に入ると、
最初に目につくのがこの砲台です。
薩摩藩といえば明治維新で活躍した藩ですし、薩英戦争を実行した藩でもあり、
さすがこういった大砲が様になります。
幕末の1840年代には薩摩藩は早くも諸外国の列強の脅威にさらされることとなり、
西欧列強に対抗するために時の藩主である島津斉彬が鉄を鋳造できる反射炉で
作ろうとしたのがこの150ポンド鉄製砲なのだそうです。
それまで日本には鉄の鋳造技術はなかったそうですが、いち早く西欧式の
溶鉱炉や反射炉を導入して近代化を図っていったのが薩摩藩だったということもできるでしょう。
最初の反射炉は1852年に斉彬の指示で建設に着手しているようです。
この150ポンド鉄製砲は当時斉彬の側近であった市来四郎という人が1857年に鋳造に成功したのだそうです。
当時の日本の技術で製造できる大砲としては最大級で、150ポンド(約70kg)の弾丸を約3000m飛ばすことが出来る
威力を持っていたそうです。

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