さて、いよいよ大曲花火大会のラストを
飾るのは、10号割物花火の30連発による大スターマインです。この大スターマイン、昭和43年に作曲家の石井氏によって作られた
「大いなる秋田」というBGMに沿って打ち上げが行われました。大会提供花火もものすごい花火でしたが、
このラストを飾る10号割物の30連発による大スターマインもそれに負けず劣らずなかなかすごい迫力があります。
特に最後の方では天空にまで花火が上がってゆき、火の粉が降り注がんばかりの迫力を伴って迫ってきます。
大会提供花火で帰られる方が多いですが、やはりこの最後の花火も見ないと非常に惜しい感じがします。
また、恒例となっているのが、花火大会終了後に行われている懐中電灯やペンライトなどによるありがとうの交信です。
これだけの大会を見事に演出してくださった花火師と花火業者の方々に、また花火師さんからは観客に声援ありがとうの
思いを込めてペンライトの光を送り返してくれます。このような心温まる印象的なフィナーレも、
大曲ならではというか、花火師と観客がお互い心を通じ合う気がする瞬間というか、非常に美しいものを感じさせてくれます。
またこういうラストもあるからこそ、毎年大曲の花火の魅力に取りつかれてここに通う観客もまた非常に
多いのであろうこともうなづけるところです。
大曲花火大会フィナーレ大スターマイン10号割物30連発の大スターマイン
大曲花火大会のラストを締めくくるのはこの10号割物30連発の大スターマインです。