銚子大滝は別名魚止めの滝という名前がつけられています。この滝は奥入瀬渓流の本流にかかっている、唯一ともいわれる滝になっています。高さは約7m 、幅は約20m と奥入瀬渓流では最大の規模を誇っています。魚止めの滝という名前を付けられているのは、この滝がほぼ垂直に切り立った崖になっているために、奥入瀬渓流を遡ってきた魚がこの滝を上がることができずに十和田湖にたどり着けなかったと言うところから、そう名前がつけられているらしいです。確かにこの激しく垂直に落下している流れを見ていると、魚がこの流れに逆らって上流に行こうとするのは、難しいような気がします。しかしまたそれと別に銚子大滝という名前で呼ばれるようになっているのは、十和田湖を銚子(とっくり)に見立てた時にちょうど銚子大滝のあるあたりがとっくりの注ぎ口に当たると言うところからその名前がつけられているようです。