冬の日本海の荒波を壁紙写真にしてみました。今回は冬の日本海の荒波を狙って、丹後半島に車を走らせました。
海水浴シーズンは比較的穏やかな表情を見せる日本海ですが、
北風と雪雲、寒気の押し寄せる冬の日本海はまたその表情を一変させます。
4mから5mくらいはあるかと思われる波が激しく海岸に打ち寄せる様子は、
かなりの迫力があります。
今回の撮影でもかなりの北風との戦いになりました。とにかく雪混じりの季節風が海岸から吹き付けると共に、
波しぶきが細かな飛沫となって襲ってきます。このため、レンズフィルターの曇りを取りながらの撮影となりました。
ところで冬の丹後半島・日本海の味覚といえばもちろん松葉ガニを代表とするズワイガニなどのカニなのですが、
石川県〜島根県の日本海近海で獲れるズワイガニはこの冷たい日本海の海底に生息していて、
底曳網漁などで捕獲されますが、猟師さんたちはこの日本海の凍えるような寒さや荒波と戦いながら、
カニを獲っておられるわけで、その仕事には頭が下がります。
松葉ガニ、間人ガニは高級ブランドとして定着していますが、特に日本海で獲れるカニの中でも
ズワイガニのオスのみにその名が冠せられるのだそうです。
冬の日本海と荒波
丹後半島や但馬海岸は冬は日本海からの季節風が直接吹きつけるために波が荒く高くなります。