1933年(昭和8年)に完成したため池で、周囲には白樺や対岸にはカラマツの林などがあります。
かつては強酸性の水質のためにこのあたりの水は農業に適していなかったそうですが、
その問題の解決のために強酸性の水を希釈して温度を高めることで
農業に適した水質へと変化させる目的で作られたため池だそうです。
今回訪れたのは夏ですので一面緑に覆われていて、東山魁夷画伯の「緑響く」そのものの雰囲気でした。
「緑響く」には白樺の林を背景に白馬が湖の対岸を走っている様子が描かれていましたが、
見たところ実際には池の畔まで木々が生い茂っているため、白馬が走るスペースはなさそうな感じでした。
今回は御射鹿池以外にも写真枚数の関係で八島ヶ原湿原と女神湖近くで撮影した彩雲・彩光現象の写真も入れておきます。
撮影地 御射鹿池(長野県茅野市北山奥蓼科) 撮影日2009年7月11日
撮影カメラ EOS 5D レンズ EF 28-300mm F3.5-5.6 L IS USM
参考GPS測位標高データ 御射鹿池 標高1518m
緯度経度 御射鹿池 北緯36度02分01秒032 東経138度17分27秒312
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