神威岬灯台について
神威岬灯台は1888年(明治21年)8月25日に北海道では5番目の灯台として
初点灯されました。当時は閃白光で約33.5kmの遠方まで光が届いたそうです。
当初は有人灯台であり、昭和35年8月31日までの約72年間、
33代にわたって灯台守がこの場所に居を構えて住んでおられたそうです。
その後大正時代にも灯台の建て替えが行われていますが、
その後の建て替えで鉄筋コンクリートの現在の灯台になったのは昭和に入って、1960年(昭和35年)4月28日のことです。
当時最新鋭の機器を装備し、同じ年の8月31日をもって灯台の無人化に至っています。
現在、単閃白光で15秒ごとに一回閃光を放ち、17万カンデラの光の強さで約39km沖合まで光が届くそうです。
また海面から灯台の閃光部分までの高さは約82mあるそうです。